January 29, 2012

ガルミッシュ・パルテンキルヘンでのアルペンスキーW杯男子ダウンヒル

冷えますねぇ。
耐寒性の私も寒いです。
寒くても出掛けたいイベントがあれば出掛けるけど、無駄に寒さに身体を晒したくないので買い物はまとめてするとかしちゃいます。
日本は冷えてますけど、ヨーロッパはさほどでもないらしく、スキーファンとしては困ったものです。

昨日土曜は映画を観、美術館で企画展を観て来ました。
この企画展は偶然ポスターを見かけて気になったものでして、予想した展示ではなかったけれど興味はそそられました。

最近、特にぴあの雑誌が休刊になって以降、エンターテイメントの情報入手に手間取るようになりました。
元より大都市ではなく地方都市なので、ぴあに掲載されていた情報にも抜けはありましたが、ぴあをぱらぱらと立ち読みすれば大きなエンターテイメントは拾えました。
それが、ネット版のぴあだけになって検索のみでブラウズできず、使い物になりません。
チケットローソンの冊子もカバーできてないので、各施設のHPを覗く手段も使います。
でも、それが面倒で、気づいた時は終わっていたこともあるくらいです。

そこで行き着いた手段が足で稼ぐこと。
映画館のスケジュール更新は曜日が決まっているのでこれはHPでよし。
コンサート等はHPも使うけれど街に出てポスターやプレイガイドをチェックする方が小さなコンサートも拾えます。
美術館などの企画展は年間スケジュールをHPで発表しているのでそれで事は足りるように思えますが、ポスターが伝える情報量は相当なもので、これも街に出てチェックすべきです。
一番の問題はさらに細かい1日限りの企画でして、HPでは見落としがちに対して街でチラシを見かければ落とすことはありません。
HPだけに頼れないと知っているのか、名古屋のライブハウスは月間スケジュールの印刷物の配布を欠かしません。
街を歩くと思わぬ情報を掴むこともありますし、散歩したりお茶したりするのは楽しいので、足で情報を稼ぐのは一石二鳥といったところでしょうか。

短いけれどこちらが本題です。
週末にドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘンで予定されていたアルペンスキーW杯男子のうち、昨日のダウンヒルは予定通り行われましたが、今日のスーパージャイアントスラロームはキャンセルとなりました。
ですから、1月28日のダウンヒル結果のみを書きます。
気温は-2℃、天気は不明です。

優勝はディディエ・キューシュ(スイス)でした。
今季限りで引退と発表した以降、ダウンヒルは2戦とも優勝しています。
37歳の引退間近のおじさんスキーレーサーに負けずに若い選手は頑張れよ。
2位はエリック・グェイ(カナダ)、30歳でした。
調子は悪くなかったけれどやっと久々に表彰台に上がった感じです。
3位はハンネス・ライヘルト(オーストリア)、31歳でした。
トップと2位とのタイム差は0.27秒で、2位と3位の差は0.03秒です。
キューシュの滑りは別次元だったのでしょうか。
とにかくキューシュは強い、それに尽きます。

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January 26, 2012

例のインフルエンザウイルスの論文掲載の件に進展あり

今夜は、細い月と木星と思われる明るい星が冷えた空気にひときわ美しく光ってました。
あんな光景が見られるなら寒いのもいいじゃないですか。

今朝はうっすらと雪が積もり、車通勤の方たちは凍っていたからではなく混乱のため渋滞に巻き込まれ、遅刻するやら出勤を諦めるやらでてんやわんやでした。
そんな中を水を得た魚のように私は雪の上や凍っている場所を歩き回り、寒さを味わってました。
この位の積雪は屁でもないのに、首都圏で雪が積もると転倒だ、ポイント故障だと大騒ぎするのは何なんだと思いましたね。
雪国じゃ転倒は日常茶飯事だろうし、ポイントは暖めておくものじゃないのかと思うんですよねぇ。

それはさておき、先日書いたインフルエンザウイルスの論文掲載の問題に進展がありました。
Natureの先週号に論文掲載が保留されている研究グループリーダーふたりともうひとりの連名で、60日間実験を止める猶予期間を設けてこの類の問題をどう扱うべきなのか関係者で話し合おうという文章が掲載されました。
論文掲載のための条件、実験方法などの記述は除くこと、そして、ごく限られた研究者のみにフル・ヴァージョンの論文を渡す管理方法を構築することに目処がつかないのか1ヶ月経っても進展がないので、研究者から上記の提案がなされたものと思われます。

状況の説明はもっとうまい文章を書かれた方がいらっしゃるのですが、一般に公開されていないのでもどかしい、と同時に自分の文章では申し訳なく思います。
実はネットラジオでこの問題にほんの少しだけ触れた方がいらしたのですが、勘違いも甚だしい理解で的外れなコメントをしていたので、ネットのニュースにうまい文章が出れば正しく理解されるのにと残念に思っています。

さらなる展開として、Natureの今週号に研究グループリーダーのひとりである河岡義裕氏がコメントを発表しています。
まず、状況が進展しないことにどれほどイライラしているのか、よくわかりました。
当論文はリスクよりも益の方がずっと大きいと主張し、実験方法などを省いたところで知識のある人間が情報をかき集めればわかってしまうから無駄だ、限定した人間だけに論文を渡す管理方法を作るのは困難で時間がかかる、その間にも致死性の高い鳥インフルエンザが人間間で感染できるように変異したらどうするんだと書いています。
インフルエンザウイルスなんて専門分野外ですが、説得力ある文章だと思いました。
論文の要旨もおおよそ書いていて、どの塩基が変異すると哺乳類間でも感染できるようになるのかわかりかけているからそこをチェックすればよい、防御策や治療方法もそこに絞ればよい、そして我々はウイルスが実験室から洩れるような管理は決してしていないと書いていらっしゃいました。
これを読んでしまうと、米国が生物テロを恐れて打とうとしている対策は恐怖に対するいつもの愚策に過ぎないと思えてきました。
60日間の猶予期間の間に研究者側で話し合って結論がまとまれば、流れはそちらへ傾くんじゃないでしょうか、遺伝子組換え実験が当初危惧された時と同じように。

以上は英語を読んで書いてますが、大枠では間違ってないつもりです。
ですが、ネットにはもっとうまく書いている方がいらっしゃるはずなので興味のある方は探してみて下さい。
英語ならイヤってほど見つかりますし、渦中のNatureとScienceが読める環境にあるのならそれがベストです。

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January 25, 2012

シュラドミングとは最高の相性

今日は朝から気分良かったですねぇ、仕事なんてどうでもよくなってました。
同僚の相手もほどほどに、心底ほどほどにしてくれと思ってますが、仕事はいい具合に中休みだったのでちょうど良かったです。

昨夜、オーストリア・シュラドミングでアルペンスキーW杯男子スラロームのナイトレースがありました。
ここでは毎年ナイトレースが開催されるため、一番盛り上がるW杯レースと言われています。
そして、ここシュラドミングは日本選手が相性が良いのです。
雪が降る中、それでも気温は-3℃と比較的高く、キッツビューエルの雨降りよりはずっとマシと選手たちはツイートしてました。

ニュースでもご存じの方も多いでしょう、湯浅直樹は自己ベストとなる5位でした。
シュラドミングで昨年は10位、一昨年が8位でしたから、自ずと期待は高まります。
でも1本目の順位は14位だったので、5位は予想以上の順位です。
昨年の世界選手権は6位、トリノでの冬季オリンピックが7位ですから、そろそろ表彰台を狙ってもいいんじゃないでしょうか。
twitter上で私も祝ツイートしましたし、沢山の方がツイートしたのでしょうね、湯浅選手からありがとうというツイートがありました。
もうひとりの日本選手、佐々木明は1本目42位で2本目に進めませんでした。

では、湯浅より上の順位を紹介しましょう。
優勝はマルセル・ヒルシャー(オーストリア)、久々にミスせずに結果を残し、ミスしなければ速いんです。
2位はステファノ・グロス(イタリア)、彼も自己ベストの順位で今年のアーデルボーデンで初の表彰台である3位になったばかりです。
3位はマリオ・マット(オーストリア)、今季はいい成績は積み重ねてやっと表彰台に上がれました。
4位がイヴィツァ・コステリッチ(クロアチア)、マットとのタイム差は僅か0.01秒でした。

この成績の結果、総合も種目別もポイントのトップはコステリッチで変わりありませんが、ヒルシャーがひたひたと追い上げて来ました。
しばらく高速系のレースが続くのでポイント争いも面白くなってきました。

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January 24, 2012

映画のデジタル化が映画館に及ぼす影響

予告した通り、映画のデジタル化が映画館に及ぼす影響について書いてみます。
私がこれについて知ったきっかけはアップリンクの浅井社長のツイートでした。
私がそうだったように、知るきっかけになればと映画ファンとして願います。

映画はフィルムを映写するもので、今でこそ時々デジタル映写機で上映されるけれどフィルムのままと思っている方が多いと思います。
でも、振り返ってごらんなさい。
カメラの媒体が35mmフィルムからデジタル化された以降、解像度が上がるにつれアマもプロも加速度的にデジタルカメラに移行しました。
ビデオカメラもデジタル化されてます。
それなのに映画がフィルムのままはあり得ないでしょう。
撮影・録音がデジタル化されていますから、映画の媒体がデジタル化されるのは当然と言えば当然です。

映画会社のデジタル化への対応は広く知られてはいませんが、ハリウッドのメジャー会社が決めたデジタル・シネマ・イニシアティヴ(DCI)という規格だそうです。
ハリウッドが決めただけのはずが、北米、ヨーロッパ、日本もDCI規格に乗っかり、来年2013年半ばにはシネコンすべてがデジタル化する予定だそうです。
そうなれば、映画会社はフィルムを焼き、映画館へ送る作業が省け、光ファイバー回線などでひゅーっと送るだけになります。
コスト削減になるし、上映の管理もできるし、映画会社にとってはいいことずくめでしょう。

片や、映画館の設備は35mmのフィルム映写機です。
シネコンチェーンや大手興行会社の映画館はロードショー公開がほとんどなので、フィルム映写機を高額なデジタル映写機に買い換える投資をしてもいずれ元が取れるでしょう。
しかし、ミニシアターにそんな投資をする余裕はありません。
デジタル映写機は約1千万円だそうで、実際見たことがありますが、いくら値段が下がっても何百万はしそうな代物です。
だから、映画館も負担はするけれど配給会社にも負担してもらおうというシステム(ヴァーチャル・プリント・フィー=VPF)が考え出されたそうです。
でも、このシステムもシネコンなどに合わせた設定になっているそうで、ミニシアターにとっては現実的ではありません。
大都市のミニシアターならまだしも、地方のミニシアターは絶対無理です。
それであっても映画業界がデジタル化を押し進めるならば、地方のミニシアターに死ねと迫っているようなものです。

フィルム映写機にトラブルがあって上映が中断した経験は映画ファンならあると思います。
ほとんどの場合は映写技師が対処してしばらくして上映が再開されます。
しかし、もしデジタル映写機にトラブルがあったら対処できるでしょうか。
ハイブリッド車のエンジンは燃焼機関でなく電子部品であって車屋はいじれないと聞きます。
それと同じことが映画館でも起こるでしょう。
また、車と違って映写機はぐっと数が少なく、専門家も少なく代替機も少ないはずです。
スクリーンを複数持つシネコンなら何とかするでしょうが、1スクリーンしかない映画館では休館することになります。

デジタル機器がハード的にもソフト的にも頻繁にヴァージョンアップやアップデートをすることは誰しもよく知っているでしょう。
デジタル映写機もそうだったら、そしてまず間違いなく有料ならば、余裕のないミニシアターは潰れます。
個人と同レベルのミニシアターはいっぱいありますから、個人がケチるのと同じです。

映画を作る側にもデジタル化に不安はあるようです。
最終的にフィルムにすることを考えて作っている映画監督にしてみれば、最終的にデジタル化されるイメージが湧かないらしいです。
フィルムには残像があるけれど、デジタルにはないと書かれているのを読んで、映像にはたしかにそれはあると思い当たりました。
映像表現が変わるのはたしかで映画も変わるでしょう。
そこは、3D映画が映画でないのと同じく、デジタル映画とフィルム映画は別物なのです。
世代交代が進めばデジタル映画を作ることに不安はなくなるでしょうし、それが映画になるでしょうが・・・。

話を元に戻すと、デジタル化を押し進めれば煽りを喰らうのはミニシアター、とりわけ地方のミニシアターです。
上に書いたように支出は増える見込みですし、客が増えませんから収入は増えるどころか減っているようです。
ミニシアターを映画館と思っていない若年層がいて、古い施設のミニシアターに行くこと自体に不安を覚える人がいるでしょうから、きれいなシネコンに行ってしまうのもわからなくもありませんが・・・このレベルまで来ると文化的にひっくり返さない限りどうにもなりません。
究極的には映画はDVDかネットでストリーミングで観ることになってしまうのでしょうか。
それはつまらないですよねえ、映画館という空間は大切にしたいですよ。

以上は、主に名古屋シネマテーク通信1月号と2月号の平野勇治さんの文章を参考にして書きました。
シネマ旬報などの映画雑誌やアップリンクの浅井社長の発言や文章やツイート、シネレボ!http://d.hatena.ne.jp/cinerevo/などにもデジタル化に対する意見が書かれていますし、ネットで探せば沢山の意見が見つかると思います。

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January 23, 2012

キッツビューエルでのアルペンスキーW杯

先週金曜、久々にライヴハウスに行ってはしゃいで来ました。
あのライヴハウスへ行ったのはおそらく十何年ぶりで、その時の記憶とは全く違うフロアだったのでもしかすると違うライヴハウス、あるいは経営者が替わったのかもしれませんが、良かったですね。
ライヴのひよっこ、ファンのひよっこなので、誰のライヴかは伏せますが、ライヴ自体も良かったです。

そんな私の楽しい週末をよそに、アルペンスキーW杯は盛り上がってました。
これも先週の木曜のこと、日本時間では夜中、現地はおそらくビブ・ドローをしていた夕方、あのディディエ・キューシュが今季限りで引退すると発表して驚かせました。
確たる理由があって引退を決めたのではなく、まだやれるし自信もあるけどトップの状態で引退したかったようで、言ってみれば直感だそうです。
また、母国スイスでなくキッツビューエルを引退発表の場に選んだ理由は、初優勝がここだったことと、ここで4回優勝しているだからだそうです。
引退後の仕事の契約も既に決まっているようで、良い時期を見極めたってところでしょうか。

この話題を今日まで引っ張っていたのには理由がありまして、発表したオーストリア・キッツビューエルでの結果を待ちたかったのです。
いやぁ、待った甲斐がありました。

キッツビューエルでのW杯男子のレースを時系列に沿って結果を書きます。
まず、1月20日金曜にスーパー・ジャイアントスラロームが行われる予定でしたが、たしか雨が降ったか気温が高くてレースはキャンセルになりました。
翌21日土曜には、注目のダウンヒルが行われ、この日も気温が高くて0℃、おまけに雪が降ってました。
このレースで優勝したのはあのディディエ・キューシュ(スイス)、37歳、発言通りまだまだ勝てるし相性のいいキッツビューエルなんですね。
これで5回目の優勝です。
2位はロメッド・バウマン(オーストリア)、3位はクラウス・クレール(オーストリア)でした。
バウマンとキューシュとのタイム差が0.24秒、バウマンとクレールとの差が0.06秒、これ以下もタイム差が詰まっているので、いかにキューシュが速かったかがよくわかります。
ちなみに、キューシュの有望な後輩であるスイスのビート・フォイツは6位でした。

22日日曜にはスラロームが行われました。
前夜から佐々木明と湯浅直樹がどれだけ雪が降るんだろうとつぶやいてましたが、当日は雨のち曇りという感じで前日よりは冷えたけれどせいぜい-2℃でした。
そんな悪条件でも勝つのは表彰台の常連ですが、この日の優勝者はクリスチャン・デヴィル(イタリア)、初優勝でした。
彼は1本目のタイムがトップから0.73秒も離されていたのに、2本目が非常に速かったのです。
2位はマリオ・マット(オーストリア)、1本目のトップだったのに0.72秒差つけられました。
3位はイヴィツァ・コステリッチ(クロアチア)、1本目は0.01秒差の2位でした。
総合でも種目別でもコステリッチと争うマルセル・ヒルシャー(オーストリア)は、1本目は3位だったのに2本目で失格となりました。

忘れちゃいけない日本選手の成績は、ウェンゲンで負傷したと伝えられた湯浅は20位と成績を残しました。
アルペンスキーヤーはどこか怪我をしているものだとも言われるので、怪我をしていても出場しますよね。
片や、佐々木は1本目で途中棄権し、今後も厳しいですね、今季の成績はゼロですからね、ゼッケン番号は67ですよ。
twitter上は元気だから大丈夫でしょうけど、彼も30歳を迎えましたのでまあね・・・。

最後がダウンヒルとスラローム1本の合計タイムで争うコンバインドです。
出場を決めている選手のタイムを合計した結果、優勝はコステリッチ、2位はビート・フォイツ、3位はシルバン・ツルブリッゲン(スイス)でした。
このおかげで、コステリッチは種目別スラロームだけでなく総合でもトップに立ちました。
今季もコステリッチなのかと思い始めています。

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January 19, 2012

映画館巡りがテーマになっちゃいました。

昨夜はレディースデーだから映画を観ようと迷った挙句、”マイウェイ 1200km”を選んだのです。
主人公は日本人と日本が朝鮮半島を占領していた頃の韓国人ですが、何せ韓国映画なので贔屓目があるのは致し方ありません。
謳い文句から男の友情の話なんだろうと期待していたので韓国贔屓はいいやと観ていると、ソウルの再現風景が白々しいのに続いて戦争中にそれはないだろうという展開、そしてくどいほどの戦闘シーン、凝った撮影などなど白けさせられて145分の上映に耐えました。
我ながら忍耐力があると感心しましたが、ラストで泣く気力はなかったですね。
腕組みしてスクリーンを睨んでましたよ。
私は戦いや喧嘩のアクションシーンに寝るタイプなんだから注意すべきで、よくよくネットの評論などを読んでいれば友情の描き方に不足があるのはわかったのに、悔しかったです。

私は映画が好きでよく観に行きます。
海外映画を中心に、どちらかと言えばロードショー公開館よりもミニシアター系に行きます。
シネコンもミニシアターも、予告編はその映画館あるいは同系列の映画館で近日公開予定の映画のものを流します。
予告編の前に宣伝がイヤってほど入る映画館もあるので、よく行く映画館の場合は予告編等の時間を見計らってます。
シネコンの場合は予告編を見飽きてることも多いので見てないこともあります。
逆にミニシアターの場合は見つめてますね。
映画の入れ替えが激しいので次はどんな映画なんだろうとチェックしてます。

”僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜”を観たと書きましたが、この映画の直前に車道の左側を走ろうというキャンペーンらしき映像が流れました。
自転車に乗る人、自転車が好きな人が観に来そうな映画ですので、なかなか効果的なキャンペーンだと思いました。

”アイム・ヒア”を含めたINVITATION from スパイク・ジョーンズというプログラムを観た時は直前にGoogle+の宣伝が流れました。
なかなかわかりやすいけれど、何故ここで?と思わなくもなかったですね。
でも、映画との繋がりが最後まで理解できませんでした。

このふたつは珍しい例でして、ほとんどのミニシアターはそこ独自の宣伝映像があるか予告編のみです。
これもまた映画館巡りの楽しみで私の趣味のひとつになりつつあります。

出張先や旅行先で映画館が近くにある場合、もしくは比較的近くて興味をそそられる映画を上映している場合、いそいそと出かけるのが常になっています。
日帰りできる映画館はシネコン以外ほぼ行ってますし、東京や大阪などの映画館が集中している土地へはたまに映画の梯子をするために出かけることもあります。
当然こういう場合は観光を付随させてます。

閉館した映画館も多くて、取り壊されたところ、まだ建物は残っているところ様々です。
東海地方では、2月3日にゴールド・シルバー劇場が閉館します。
ここは意図しないと通らない場所にあるので私も行き始めたのは遅かったのですが、昔ながらの映画館の造りで大好きです。
以前から次はここかもとは思ってましたが、いざ閉館となると残念でなりません。
ここにふさわしい映画があるのに、別の映画館で上映されるようになるんだと思うと悔しいです。
閉館の理由は再開発のためだそうです。

静岡県島田市にみのる座という昔ながらの映画館がありました。
映画ロケに何度も使われましたが、老朽化の問題もあって取り壊されました。
静岡市には静活という映画興行会社があり、昨年静岡市の映画館をすべて閉めてシネコンに変えました。
映画館だった建物はほとんど取り壊し中です。
この他に、静岡市にはもうひとつシネコンと東宝とミニシアターがあります。
浜松市にシネコンができる前は映画館がいくつもありましたが、すべてなくなりました。
会社が経営していたところもあれば個人が経営していたところもありました。
スクリーンの数は周辺のシネコンも合わせれば増えましたが、面白味は減りました。
浜松は市民映画館と謳っているミニシアターが旧東映の場所で頑張ってます。

三重県では四日市市にあったミニシアターが再開発のため取り壊され、津市にあったミニシアターは支配人が高齢のため閉館しました。
四日市の方は行ったことがないのですが、津の方は昔の映画館のままでした。
伊勢市には頑張っている進富座というミニシアターがあります。
ここも古い建物で趣ある映画館なので好きです。

名古屋は既にミニシアター以外は全部シネコンに替わりましたが、ミニシアターは建物自体が心配です。
シネマテークは雑居ビルの2階、シネマスコーレは雑居ビルの1階、どちらも古いビルでマイナーな映画を上映してくれる映画館なので、何とかならないかと思ってます。
できれば新しいビルに移転を・・・。
名演小劇場はビルまるごとなので対処しやすいし、女性客が多いので安泰な方でしょう。
スターキャット系はゴールド・シルバーを閉めれば、新しいビルまるごとの伏見ミリオン座とパルコに入居しているセンチュリーシネマは安泰です。

でもね、私が好きな映画館は古いところなんですよ。
旅行先でそういう映画館に出合うと嬉しくなっちゃいます。
渋谷のアップリンクはそういう匂いを作っているけれど、札幌、仙台、横浜、大阪などで本当に古い映画館に出合いました。
映画も大切にして欲しいけれど、上映する映画館も大事にして欲しいのです。
但し、映画館はその土地に住む人たちが愛さないと残りません。
遠くの土地から金を寄付したって駄目なんです。
だから、名古屋のミニシアターは愛されているから大丈夫だけど、伊勢はちょっとねえ・・・大阪のシネ・ヌーヴォの場所を商店街の若い兄ちゃんに尋ねたら近くに映画館はないと断言しましたからねえ、若い人たちが進富座を映画館じゃないと思っているのではないかと危惧してます。

今日のテーマは映画館巡りってことになりましたが、実はこの先があるのです。
映画のデジタル化という技術革新の波が大問題なのです。
コダックが清算するのとは全然比べものにならない大問題なのです。
うまく書く自信はありませんが、いずれ後日に書きましょう。

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January 17, 2012

昨年からの科学界の動き

総合科学雑誌Natureが昨年末に印刷した号に2011年を振り返る特集があり、遅まきながら読みました。
世界の科学界では私が気づいてなかったことが数多く起こっていました。

ES細胞の研究を裁判所によって止められたり解除されたり、片やiPS細胞研究はどんどん進んだようです。
ニュートリノは光よりも速く進む結果が得られたとか、ヒッグズ粒子が発見できたかもとか物理学は随分賑やかでした。
一方、悪い面では科学者のスキャンダルも沢山あったようですし、科学者が監獄に入れられたり裁判にかけられたりしてますし、アラブの春によってアラブ世界の科学者に良い事が起こると思ったら今のところそうでもありません。
疾病の治療薬は長い間開発がうまく行ってなくて、売れ筋の治療薬が続々と特許切れになるそうで、そうなると製薬会社は収入が減るから研究開発にかけられる金額も切り詰めることになり、今後ますます開発は進まないのかもしれません。

良い面に目を向けてみましょう。
NASAのアトランティスが最後の宇宙飛行を終え、スペースシャトル計画は終了し、米国だけでなく各国で次の宇宙計画が始まっています。
火星や小惑星を目指したり、地球観測の衛星や宇宙を探索する衛星も上げられています。
ロシアの衛星は早速失敗して地球に落下しましたが・・・。

私にもっとも近い分子生物学の分野では、ゲノム配列の解読が昨年は続々と多くの生物種で進みました。
種のレベルだけでなく個人のレベルでもゲノム配列が解読されて人類の起源の発見もありましたし、黒死病(ペスト)の病原菌のゲノム配列すら解読されました。
これらは解読技術が進んで、安価で速く解読できるようになったからです。
おかげで新種のインフルエンザが流行してもその配列はすぐに解読でき迅速に対処できるようになりました。

再び悪い面に転じると、科学研究への予算は削減される一方で、福島第一原発事故によって原発に対する考えが世界中で一変したことが日本人としては最もインパクトのあった出来事でした。
原発とも関連しますが、地球温暖化に対する気候変動会議が難航したのは残念でした。

他にもいろいろ書かれていましたが、実は科学界で大騒ぎになっていることがあります。
鳥インフルエンザH5N1ウイルスをフェレット間で空気を吸うだけで感染するような変異体を作った研究グループが2つあり、それぞれNatureとScienceに論文投稿し審査中です。
素人目にはその研究がどうした?と思いましたが、フェレットはたしかインフルエンザ研究に人間の代わりに使われるのです。
つまり、フェレットで容易に空気感染するということは人間でも同様に空気感染する可能性が高いと見るべきであり、既存の強毒性鳥インフルエンザを空気感染できるように改変可能ということになります。
従って、審査中の論文内容が明らかになると米国政府が生物テロを警戒してしゃしゃり出て来ました。

昨年末に論文発表に待ったが掛かり、クリスマス直前の12月20日に米国の国立科学バイオセキュリティ科学顧問委員会が論文発表に条件を出しました。
その条件とは、実験方法と実験を再現できるような記述を入れない論文なら発表して構わないということでした。
もうひとつの条件が、実験方法などの情報は限られた研究者だけに伝えるようにすることでした。
でも、どんなシステムにしたら限られた責任のある研究者だけに伝えられるのか未だ決まってません。
NatureとScienceの出版社側と論文投稿した研究者側はこれらの条件に肯定的のようですが、インフルエンザ専門内外の研究者側は不満いっぱいでNatureとScienceに様々な意見が載ってます。

記事を読んで再認識したのは、論文発表に待ったが掛かっている研究は当然ながら人間に容易に感染する強毒性鳥インフルエンザウイルスを作ることを目的とはしておらず、鳥インフルエンザのパンデミック感染を監視すること、ワクチンや薬剤を開発することに役立てることを目的としていることでした。
魂を売った悪魔の研究者でもない限り、パンデミック感染を起こそうなんて考える研究者はいないのです。
それなのに政府が発表のための条件を出すなんて、今後はちょっとでも人々の健康を害しそうな研究があったら検閲する気だろうと警戒するのも無理からぬことです。

分野外の者が言うのもおこがましいのですが、やはり私は研究者側についてしまいます。
論文という研究の最終段階になって慌てて待ったを掛けた感が満載でしょう。
米国政府も動くならもっと早く動くべきですし、現実を眺めれば世界全体で対応すべきことです。
ES細胞と違ってインフルエンザ感染なんてあっと言う間に世界中に拡大するのは明白です。
また、研究論文から実験方法を削除するなんて論文でなくなりますし、研究者コミュニティが恐れる検閲にもなりかねません。

事が起こってからいくら詳細に解析しても、研究者はまだしも一般人は全然嬉しくありません。
やはり科学界に一般人が求めるのはパンデミック感染の回避と予防と治療ですので、どんどん研究してデータを発表して行くべきと考えます。
でも、悪用しようと企む連中がいないとも限らないのが、残念な人間の性です。

最後に、当の研究者たちを紹介します。
Scienceに投稿しているグループのリーダーはオランダErasmus MCのRon Fouchierです。
Natureに投稿しているグループのリーダーは米国ウィスコンシン大学と東大医科研の河岡義裕です。
ひとりが日本人ということに少々驚きましたが、米国生活が長いので考え方は米国人と思ってもいいのかもしれません。
Scienceに載っている河岡氏の写真はもっといいのがあっただろうに・・・東大医科研のHPに載ってる顔写真は好印象なのに。

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January 16, 2012

ウェンゲンでのアルペンスキーW杯

昨夜は名古屋のどっちの映画館に行こうか悩んだ挙句、スケジュールが楽になるシネマテークに行って”僕たちのバイシクル・ロード〜7大陸900日〜”を観ました。
若さ故、無知故の無謀な旅を成功させてしまったふたりの英国人の幸運と巡り会った人々の協力なくしては成し得なかったと思います。
昔ならいざ知らず、国際電話を掛けてビデオを撮って小冊子を作る一方で船をヒッチハイクして南極まで行くなんて無謀でしょ。
彼ら自身もそれは感じているようで映画のラストでそんなことを表現していました。
自分たちの旅から世界を覗き見た感想が盛り込まれていればもっと良かったのですが、その境地には未だ至ってないようで、何と言うか、若者の冒険記のセルフドキュメンタリーですね。
私個人としては、ほぼサンダルで漕いでいたのには驚きましたよ、本当に。

”トーキョードリフター”の舞台挨拶のあったシネマスコーレに行っていればとも思いました。
松江哲明監督と前野健太さんが張り切っちゃったのか、30分の予定が90分に大延長になったようなのですよ。
映画自体はいずれ観に行くつもりですが、ちょっと悔しいなあ、入場できなかったかもしれないけど。

さて、アルペンスキーW杯でクラシックレースと呼ばれる中でも盛り上がるレース、スイス・ウェンゲンでのスーパー・コンバインド、ダウンヒル、スラロームの3レースが週末に開催されました。

まず1月13日にスーパー・コンバインドがありました。
この種目はダウンヒル1本とスラローム1本を滑った合計タイムで争うもので、どちらも得意な選手は滅多にいないので面白いレースになります。
その上、この日は晴れて暖かくて3℃だったとかで柔らかい雪で苦労したと思われます。
優勝はやはりこの人、イヴィツァ・コステリッチ(クロアチア)でした。
彼はスラロームを得意としながらもすべての種目に出場するオール・ラウンダーですが、タイムを見るとダウンヒルは全く振るわないもののスラロームは断然速いのです。
対照的に、2位のビート・フォイツ(スイス)と3位のボディ・ミラー(米国)はダウンヒルは速いけれどスラロームが遅いのです。
かつてのミラーはスラロームも速かったのですが、歳と共に高速系に強くなりました。

14日にはダウンヒルがありました。
前日のダウンヒルは2分弱でほとんどの選手は滑り降りてますが、この日のダウンヒルはトップ選手でも2分半以上かかる長いコースで、こんなダウンヒルはなかなかありません。
この日も晴れて、気温はぐっと下がって-4℃でした。
優勝はビート・フォイツ、24歳ながらも着々と成績を挙げています。
2位はハンネス・ライヘルト(オーストリア)、3位はクリストフ・インナーホファー(イタリア)でした。

15日はスラロームで、晴れて気温はさらに下がって-8℃でした。
既に書いたように映画を観ていたのでライヴでは見てませんが、このレースが熾烈な争いでした。
1本目のトップタイムを出したのはマリオ・マット(オーストリア)、0.02秒差の2位がクリスチャン・デヴィル(イタリア)、0.03秒差の3位がコステリッチでした。
あまりの僅差にも驚きますが、2本目を滑った結果がまた凄いのです。
コステリッチがぶっちぎりのラップタイムを叩き出して優勝してしまいました。
他の選手が似たり寄ったりのタイムを出した中で、マットもデヴィルも遅くて表彰台にも上れませんでした。
そんな中でコステリッチほど2本目は速くないけどタイムを揃えたのが、2位のアンドレ・ミュラー(スウェーデン)、3位のフリッツ・ドプファー(ドイツ)でした。
この成績はドプファーの最高成績であり、先輩のスター選手フェリックス・ノイロイターを抜いた感があります。
4位がマット、5位がノイロイター、6位がデヴィルでした。
2位と6位のタイム差は0.35秒で、1位と2位のタイム差は0.85秒もあります。
こんなレースはそうそうあるものではありません。

スラロームではコステリッチと優勝を争っているマルセル・ヒルシャー(オーストリア)はどうしたのかと思ったら、1本目で反則をしたようで失格してました。
そのため総合成績ではヒルシャーが依然トップですが、コステリッチがひたひたと追い上げて来てます。
逆に、スラロームの種目別成績ではコステリッチが独走気味です。

忘れかけていた日本選手は、25番ゼッケンの湯浅直樹も55番の佐々木明も1本目のタイムが悪くて2本目に進めませんでした。
厳しいですなあ。
若手はW杯に出してもらえないし、上は上で成績が挙げられないし、困りましたなあ。

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January 12, 2012

短編映画の世界へ

冷えてますね、さすがの私も寒いです。
寒いとわかっていれば準備万端整えるので大丈夫なんですが、普段の冬は適当に防寒しているので寒波が来ると寒いの何のってたまりません。
ということで言い訳をしまして、ネタは集めているけど全然まとめられず、ひとつずつ書いていけばよいと思ってますけど、今日もそちらのネタは書けません。
こういう日は楽しい話題にしまーす。

昨年末に短編映画を本格的に初めて観て、その面白さの発見を2011年の私的10大ニュースの番外に位置づけましたが、確実に11位になりました。
最近、短編映画を観ています。

まず、スパイク・ジョーンズ監督の”アイム・ヒア”は良かったですね。
主演がアンドリュー・ガーフィールドということにまず惹かれましたが、ストーリーが良いのですよ。
この映画の世界は人間とロボットが共存していて、ロボットは寝ないし食べないけど電気コンセントからエネルギーを得て働き、車の運転をしてはいけないことになっている。
でも、若者みたいなロボットたちは、車を運転して夜の駐車場にたむろったり、アパートでパーティしたりライブに行ったりと人間と変わらぬことをしている。
図書館で働くロボットのシェルドンは真面目に働いて気軽に声を掛けたり規則を守ったりするいい奴だけどひとりぼっち。
そんな彼の前にフランチェスカというちょっと不良の女性のロボットが現れる。
ふたりはすっかり仲良くなるが・・・。

32分の上映時間で、チープな作りではあるけれどここまで凝るかというくらいロボットの出来が良くてCGも使いこなしていて、私は完全にロボットに感情移入しちゃいました。
スパイク・ジョーンズ監督は”かいじゅうたちのいるところ”で大ファンになり、この映画を観てますます好きになりました。
この監督のファンタジーの世界には安心して居られます。
監督のファンなら観た方がいいと思いますけど、上映する映画館は限定的だしDVDは発売するかどうかわかりません。

山村浩二監督の短編映画”マイブリッジの糸”は、前段のアニメーションに飽きてしまって本編の頃にはすっかり夢の中で観ていません。
でもね、上映していたもうひとつの山村浩二監督作は好きになれなかったので、12分の”マイブリッジの糸”が観られなかったことはあまり後悔してません。
アニメは好き嫌いがはっきりしちゃうんですよ、私は。

加藤久仁生監督の”つみきのいえ”は日本未公開ですが、先日行った十和田市現代美術館で偶然にも加藤久仁生展を開催していまして、そこで上映していたので観ることができました。
これは良かったですねえ、2008年アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作だけのことはあると思いました。
特徴ある作風に加えて、創り出された世界とストーリーが何とも愛おしいのです。
上映時間はたった12分ですが、重厚な世界観を持つ映画でした。

ここまで達してしまうと、レンタルDVDで短編映画は観られないものかと考えます。
思いついたのはオムニバス形式の映画です。
店頭で探しまくって観てやります。

ミニシアター系の映画館では、たまに短編映画の特集があります。
横浜のブリリア・ショートショートシアターみたいな短編映画専門映画館が近くになければ短編映画特集でもいいから気になる映画があったら挑戦してみて下さい。
短編映画の映画祭もありますし、映画賞には短編映画部門のある賞もあります。
決して短編映画は異文化ではなくて、短編映画から映画作りを始めた監督も結構いますからね。

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January 10, 2012

アーデルボーデンでのアルペンスキーW杯

寒いけど決定的な寒さじゃないよね、東北に比べると。
日中は軽装で歩いても平気だし、夜もちょっと着込めばいい。
気温は確かに暖かいと思うけど、アルペンスキーW杯のレース会場の気温が-1℃とか聞くとメチャメチャ暖かいと思う。
日本は雪たっぷりで雪国と北国は寒いよ、見て来たから断言できる。

そのW杯がスイスのアーデルボーデンで開催されました。
クロアチアのザグレブで開催されたW杯に続いて、1/7に男子ジャイアントスラローム、1/8に男子スラロームのレースが行われました。

ジャイアントスラロームで優勝したのはマルセル・ヒルシャー(オーストリア)、2位はベンジャミン・ライヒ(オーストリア)、3位はマッシミリアーノ・ブラードーネ(イタリア)でした。
今回だけは、4位のテッド・リゲティ(米国)も書いておきましょう。
この4人だけがずば抜けて速いタイムを叩き出していて、僅差なのです。
雪が降っていても0℃前後だったようで、難しい状況だったのかもしれません。

ヒルシャーはスラロームの好調に続いてジャイアントスラロームも好調のようで、今シーズン3勝目です。
リゲティは2勝なので、完全にお株を取られた感じですが、ポイントではまだリゲティがトップです。
ヒルシャーはまだ22歳ですけど、雰囲気は若手と言うより中堅ですな。
一方、オーストリアのスター、ライヒがやっと表彰台に戻って来ました。
ライヒは33歳なので、もうそろそろかと思っていたのですが、まだまだのようです。
オーストリアチームも久々に御満悦でしょう。

スラロームの方は結果を見てすぐに大荒れのレースだったとわかりました。
雪が今も降り続いているらしいのですが、降雪以外にも気温が高いなどの悪条件があったのでしょう。
ゼッケンの大きな選手が何人も30位以内の結果を残し、2本目に進んでも結果の残せなかった選手が8人もいて、選手たちも苦闘したようです。

優勝はまたまたヒルシャー、2位はイヴィツァ・コステリッチ(クロアチア)と強い選手はどんな状況でも強く、3位が幸運だったかもしれないステファノ・グロス(イタリア)でした。
もう少し挙げると、2本目が遅くて表彰台を逃したマリオ・マット(オーストリア)は4位、前日に今シーズン初めて表彰台に上がったライヒは8位、そして34歳のライナー・シェーンフェルダー(オーストリア)が14位と久々の結果を残しました。
なんだかんだ言っても、オーストリアチームはやっぱり強いです。

ヒルシャーはスラロームでも3勝目を挙げ、総合順位は断然トップ、スラロームはコステリッチがトップでヒルシャーが2位です。
高速系種目が今週末に行われるので総合順位はまだまだ変わるでしょうが、技術系種目はヒルシャーが台風の目ですよ。
彼は昨シーズンの終盤に怪我をして今シーズンは怪我明けですが、若いからでしょうか、怪我なんてしてないように見えます。

なお、日本選手の湯浅直樹は途中棄権、佐々木明は2本目に進めませんでした。
頑張ってくれとしか言えません。

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