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December 11, 2007

本物のミュージシャンを探す

東京スカパラダイスオーケストラのコンサートに先日初めて行きました。
こう書くと炎上するかもしれませんが、あれは何?
昔、偶然聞かされた曲が気に入ったのを思い出して行く気になりましたけど、あの記憶は見事に裏切られました。
普段はジャズコンサートしか行かない人間が言うことと思って以下を読んで下さい。

まず、会場のせいなのか音が反響しまくってました。
さらに演奏にエコーがかかってることがあり、ハウリングしてました。
さらに音割れとキンキンした高音があって、耐えられませんでした。
以上は音響の問題かな。

そして、ひとりひとりの演奏レベルがソロを務めるほど高くない。
うまかったのはトランペットとドラム、バリトンサックスもまあまあかな。

曲はスカのリズムだけど、すべてのパートがテンポを刻む訳ではなくテンポと無関係にメロディに乗せてるパートがあった。
このパターンの曲って、私、大嫌いなんです。
J-POPと呼ばれる曲にこのパターンが多いんだよなぁ、だから聞かないのさ。

さらに、音を重ねまくるというか、他の音を聞かずにがなりまくるからハーモニーがない。
音を間引いて他の音を際立たせる手を使ったらどうだ?

こんな演奏に乗れるはずがないんだが、乗ってた主な若い層よ、照明やパフォーマンスに騙されて乗せられてないか。
それとも、始めから踊る気でいるから乗れるのか。
もうひとつ、乗れなかった理由はMCが下手。
ローカルネタはいいけど、ネタの勉強不足の上にテンポない話はイライラした。
結局、音楽としていいぞと思えたのは2曲くらいだった。
他はもうなんだか。

同じように世界でコンサートをしている渋さ知らズとならば比較してもいいだろう。
彼らのコンサートにも先日行った。
渋さ知らズは一応ジャズから出発しており、多人数のグループである。
ここもがんがん音を重ねるのでうるさいったらありゃしなかったが、演奏のレベルが高くハーモニーができているように感じ、不快ではなかった。
MCもうまいしメッセージも伝えていたし、エンターテイメント性も十分で、最後には客席と一体になっていた。
スカパラはやたらとセキュリティが厳しかったが、渋さ知らズはセキュリティチェックがなくても客席に降りても何にも起こらなかった。

情報が操作されているんだか盛り上げに乗せられるんだか、本物のミュージシャンを捜すには今やライブしかないんでしょうか。
本物を知らない若年層はその点、気をつけましょうね。

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