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February 17, 2008

アルペンスキーW杯男子スラローム第9戦

アルペンスキーW杯男子スラローム第9戦がクロアチア、ザグレブで行われました。
冷えた晴天の下、クロアチア一色となったゲレンデでのレースです。
観客が一国に染められるのも珍しい、ヨーロッパでは特に珍しい光景の中、スポンサーも見慣れない会社名が並びます。
クロアチアは何語なんでしょうか、これも見慣れません。

日本選手はいつも通り4選手が出場しました。
佐々木明が24番スタート、皆川賢太郎が26番、湯浅直樹が39番、生田康宏が63番でした。
1本目は、皆川がタイムが悪いというかいつもより30位以内の選手のタイムが詰まっていて30位の外に追い出されてアウト。
生田は転倒して途中棄権し、映像から怪我が心配されます。
佐々木は5位、そして湯浅が9位!ふたりとも久々の好順位です。
さて2本目、佐々木と湯浅は期待される中、残念ながら1本目の順位を下げてしまいました。
佐々木は7位、湯浅は15位でした。

1本目の1位はマット(オーストリア)、2位はコステリッチ(クロアチア)、3位はベルトー(スイス)でした。
マットとコステリッチのタイム差は0.03秒、ベルトーの差は0.09秒と相当の僅差でした。
さて2本目、失敗する選手もいれば好タイムを叩き出す選手もいる展開が進むとコステリッチのスタートが迫りました。
コステリッチはクロアチアの云わばヒーローです、観客は湧き上がるような声援で待ち構えてます。
このプレッシャーの中でいいレースができるのか?と思いましたが、いやいややってくれました、暫定1位のタイムでした。
客は大喜び、大歓声です。
残るはマット、下で観客はいろんな思いで待ってます。
ハラハラしましたが、マットは冷静にレースをし、コステリッチに0.33秒差をつけて優勝しました。
いいレースでした。
結局、優勝はマット、2位はコステリッチ、3位はヘルベスト(オーストリア)でした。

スラロームW杯ポイントトップのグランジェ(フランス)も総合ポイントトップのミラー(米国)も2位のライヒ(オーストリア)も今回影も形もありませんでした。
これはW杯の争いとしては面白いのですが、ちょっぴり寂しいですね。

クロアチアも観客は他のヨーロッパ諸国と同様に大入り満員でした。
男子W杯はクロアチアで始めての開催で、コステリッチはゲレンデでマイクを持って客に挨拶するし、表彰式では優勝者のマットにマントと王冠が贈られるし、なかなか面白かったですね。
ちょっと不思議なのはイタリアと親交があるみたいで、かつてのアルペンスキーのスター、トンバが表彰式に現れました。
隣国のスロベニア選手にはクロアチアに次ぐ熱い声援が送られていました。
やはり昔は同じ国でしたからね。

次回は3月、3週間後です。

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