クローネンバーグ監督の最高作かもしれない”イースタン・プロミス”
昨日、実験室で沸騰直後の液体が手の平に落ちまして、滅茶苦茶熱かったけれどちょっとの間だけ我慢してから水道水で冷やそうとしましたが、全く効果なく、そこで製氷機の中に手を突っ込んで氷でじんじんするまで冷やしました。
ちょっとした火傷をした直後に感覚がなくなるまで冷やすと、後のダメージが全く違うんですよ、これ秘訣。
実験室で起こりがちな失敗や怪我は対処法を叩き込まれたのですね。
ところが、今回の火傷は少々重傷で、氷の中では感覚がないからいいのですが、外に出すとひりひりして来ます。
ぶくぶく沸いてた液は粘度が高かったのがいけなかったのでしょう、熱が皮膚の内部に長く伝わってしまったようです。
このままでは実験に支障が出るので、何かできることはないか?と考えたらデスクの奥にタイガーバームっぽい物が転がっていたので患部に塗りたくりました。
これが効きまして、夜には気にならない瞬間もあり、今日は触ればちょっと痛いかもしれない程度に緩和されました。
手の平は部分的にまだらに赤いけれど、明日には完治しそうです。
さて、私の今年のベストテン映画に入りそうな”イースタン・プロミス”を紹介しさせてもらいます。
デヴィッド・クローネンバーグ監督のこの作品は、私の好きなヴィゴ・モーテンセンが主演し、ロンドンを舞台に妊娠した少女が赤ん坊を残して死に、赤ん坊を助けたい助産士とロシアン・マフィアのお話です。
ストーリーもなかなか面白く、一応正義を通しているので、ロンドンの下町と思われる古めかしい雰囲気の中で冷血なロシアン・マフィアが暗躍する割にすっきりした感想を持ちました。
しかし、この映画はヴィゴあってであり、予告編やスチール写真を見ただけでゾクゾクするほどマフィアにピッタリなのです。
タトゥーがあちこちに彫られた真っ裸で戦うシーンでは真ん中でぷらぷらしているモノがあって、そこについつい目が行ってしまいますが、それでも見とれるほどかっこいい!ヴィゴがいなかったら、この映画は成立しません。
ヴィゴのかっこいいスタイルを作り、ロンドンの風景とロシアっぽいインテリアなどを調和させ、映画の雰囲気を作り出したスタッフにも感心しました。
音楽担当はハワード・ショアと大物ですが、さほど音楽には感心せず。
ヴィゴ以外の主な俳優はナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセルで、ふたりとも良いです。
でも、ヴィゴほど素晴らしい俳優はいませんね。
彼は何ヶ国語か喋れるし芸術面に長けているから、喋るロシア語にも惚れ惚れするし、スーツもヘアスタイルも歩き方も身のこなしもバッチリ。
ストーリーは詳しく書けないのでヴィゴのことばかり書いてますが、この映画を監督したクローネンバーグの手腕も高く評価してますよ。
大人は観て下さい、悪にあこがれる人には特にお勧めします。
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